関目の将棋屋さん の日記
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8月
2024.08.01
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8月が始まりました。
これで、このトンデモナイ暑さも「8月やったらしゃーないな」とおっけーできるというものです。
…できない!決してできない!ムリッ!
京橋駅すぐ横に時刻と気温が交互に表示される電光掲示板があるのですが…。
21:52→38→21:52→38。
さんじゅうはちどて、今何時や思てんねん。
けどですね、今日の将棋屋さんは素晴らしい日でした。
「ちょいちょい行ってるこのわたくしが居らんかったというのに素晴らしいとはどういうこっちゃ!?」というお声もありましょうが、そこは暑さと違って堪忍してくださいまし。
特別というかスペシャルというか、どうしてもそういうことがございまして、本当にようございました。
では前回の日記の解決といきましょう。
今回の図面は前回の日記のと同じですが、ここから▲9八飛△9七歩▲同飛△同龍▲4一銀△2二玉▲7五角の7手ひと組が将棋屋さん推奨の手順。
これが詰めろ龍取りになるという仕掛けです。
詰めろを受けてもらって(そもそも受け方が難しいですが)、その隙に▲9七角と龍を取り返す、と。
自陣で眠っていた飛車がきれいに捌けました。
▲4一銀はいつ打ってもいいのですが、▲7五角の前にというのが大事です。
後でもええやんですと(例えば▲9八飛△9七歩▲同飛△同龍▲7五角として、次は▲4一銀という設定)、▲7五角に△9一龍で「スカタン」。
念願の▲4一銀には△同龍で「ギャッ」です。
いかがでしたか?
ところで、さっきから「▲7五角が詰めろになってる」と言うてますが、詰手順は大丈夫でしょうか。
※「詰めろ」は「ほっといたら詰むで」という手を表す業界用語です。