関目の将棋屋さん | 日記 | 解答解説のみ

前回の詰将棋の答え（図面は8手目△８五玉まで）
▲９二飛
△同香
▲９一角
△９三玉
▲８五桂
△８四玉
▲７三銀
△８五玉（今回の図面：ここから7手詰です）
…
…
…
▲３五龍
△７五桂（香）
▲８六歩
△９五玉
▲７五龍
△同歩
▲８七桂（９六香）
までの15手詰

初手、当たり前の▲８一飛は△７三玉と逃げられて詰みません。
でも９三に逃げてくれたら詰みか…。
ということで、初手▲９三銀はどうか？
ところがせっかく９三にお誘いしたというのに、その手には乗ってくれません。
△９三同香とされてしまいます。
以下▲９一角としても△９二玉と逃げられ、８一に打ちたい銀はもう使ってしまってありません。
考え直し…。

…！
いきなり▲９二飛という手があるんちゃう？
というのも、△同玉なら▲９三銀として、今度こそ王さんを９三に呼び出すことができるし、△９二同香▲９一角には９二に逃げられないし。
ということで、今回の図面へ進むっと。
はは～ん、あとは龍引いて合駒取っておしまいゆーことね。
…ちょとお待ち。
そー簡単ではアリマセン。
先に▲８六歩△９五玉としてから▲３五龍としてしまうと詰みません。
以下△６五歩▲同龍△７五馬。
このとき▲８六歩△９五玉の交換がなければ▲８六銀で詰むというのが、正解手順が正解手順たるゆえんです、ハイ。

ありがとうございました。