関目の将棋屋さん の日記
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臨時休業のお知らせ
2020.01.12
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1月15日(水)はお休みします。
ご了承ください。
前回の詰将棋の答え(図面は6手目△2四同歩まで)
▲5二歩成
△3一玉
▲4一と
△3二玉
▲2四桂
△同歩(今回の図面:ここから7手詰です)
…
…
…
▲4二と
△同玉
▲5一銀
△3二(3一)玉
▲4一角成
△同玉
▲4二金
までの13手詰
2手目を△3二玉としてしまうと、その途端に▲2四桂を打たれてしまいます。
この桂に対して△2二玉なら▲3二金まで(1二は桂の右足が利いているので逃げられません)。
いったん3一に逃げて抵抗するのが最善の手順です。
4手目では、相手の駒からちょっとでも遠くの2二に逃げたくなりますが、これは▲3一銀△1二玉▲2二金まで。
と金の死角の3二に玉を立つのが正解です。
これでようやく桂の出番がやってまいりました。
それを取ってもらって今回の図面です。
そして「と金は引く手に好手あり」で▲4二と。
対して△2二玉なら、▲3一銀△2三玉(または▲2三銀△同玉)▲4一角成△3四玉▲3五金までとなり、3六の歩のご利益がわかります。
10手目で△5三玉なら▲5四金まで(玉の下は銀が利いているので逃げられません)。
角がなかなかえぇとこにおります。
最後、△2二玉なら▲2三金まで。
徹底的に「金はトドメに」な作品でした。