関目の将棋屋さん の日記
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5月
2021.05.02
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5月が始まりました。
5月と言えば、爽やかとか清々しいとか、そんな感じがするんですが、ところがところが。
雨やら風やら雷やらの、えらいスタートになりました。
ちょっとした台風並みでしたね。
気温もうんと下がったりして、なんかおかしい。
さて、どんな月になりますやら。
今月もお願いいたします。
前回の必死問題の答え(図面は最終手▲2二銀まで)
▲2三桂
△1二玉
▲1五桂
△1四歩
▲1一桂成
△同玉
▲2四桂
△1二銀(または角)
▲同桂成
△同玉
▲2二銀(または角)
までの11手必死
初手▲2四桂(打)は△2三銀とされて、あとで△3四歩と頼みの桂を取られる手もあることですし、ちょっとしんどい。
ということで、▲2三桂の王手から入り、6手目まではこう進むところです。
そこで▲2三桂成でなく▲2四桂と跳ねるのが大事です。
まずは1六の桂を跳ねておき、1五の桂は相手の受け方に応じて成と不成を使い分けられるようにしておきましょう。
正解手順では、1五の桂は動きませんが、逃げ道をふさぐ大事な働きをしてくれました。