関目の将棋屋さん | 日記 | 解答を図面にしました。

手数の長い詰将棋のご紹介では、答えの回で途中図を載せていました。
前回から始めた必死問題では、最終の必死図を載せることにします（これで前回の日記も見てもらえる？）。
ここからどんな詰みがあるんかな？ほんまに受からんのかな？などと眺めていただければと思います。
図面を1枚しか載せれないので、お手数かけます。

前回の必死問題の答え（図面は最終手▲５一飛まで）
▲３一角成
△２二飛
▲同馬
△同玉
▲５一飛
までの5手必死

初手は▲２一馬(銀不成)までの詰めろ。
受けるには２二に金か飛車を打つしかありません。
金なら、▲２二同馬△同玉▲３一銀打△３二玉▲４二金まで。
よって、飛車で受けます。
これには、取ってからじっと５一に飛車を置く。
これが▲２一飛成までの詰めろ。
対して、
①△３四歩は、▲２一飛成△３三玉▲２三龍△４二玉▲５三銀△５一玉▲２一龍まで。
②△３二玉は、▲５二飛成△４二合▲４三銀以下。
いずれも詰みを防ぐことはできず、今回の図面にて必死となります。
なお▲３一飛ですと、△１二銀▲４一飛成△１四歩で失敗します。

※掲載紙の1、24面見開きは…
「森内 復位へ向け好スタート」（第69期名人① 対△羽生名人）
「上田大逆転」（第4期マイナビ① 対△甲斐女王）
…でした。