関目の将棋屋さん | 日記 | 今週もおおきに

前回の詰将棋ですが、詰まさなくてよいなら、じっと▲３二銀とかを考えます。
それに対して△４二金寄なら▲４三桂△５二玉▲４一飛成△同金▲５三金まで。
これはこれで立派なもんですが、終わってから相手に言われそうですね。
「詰んどったで(笑)」

それでは前回の詰将棋の答えです（図面は6手目△４一玉まで）。
▲４一飛成
△同玉
▲３二銀
△同玉
▲３三金
△４一玉（今回の図面：ここから9手詰です）
…
…
…
▲５三桂
△５一玉
▲４二銀
△６二玉
▲６一桂成
△７二玉
▲７一角成
△８三玉
▲９三金
までの15手詰

今回の図面からの▲５三桂が「金頭の桂」という、手筋中の手筋（←言いにくい）でして、実戦でコレを指せると、なんとなく嬉しくなります。
金頭の桂のあと、すぐに金を取らずに、一回▲４二銀がなかなかの手です。

この「いっかい～～しておく」ですが、どうせ2回も3回もできないのに、こう言ってしまいます。
不思議な言い方ですが、ぴったりくるんですよね。
冒頭の「じっと」にしても、将棋の表現には不思議なおかしさを感じます。

日曜日が始まり、もう日が暮れてしまいました。
今週もありがとうございました。