関目の将棋屋さん の日記
-
うまいこと詰むもんです
2018.11.07
-
前回の詰将棋の詰手順(※図面は8手目△8三金まで)
▲8四桂
△同歩
▲8三金
△同玉
▲8二金
△9三玉
▲7三飛成
△8三金(今回の図面:ここから7手詰です。)
…
…
…
▲9二金
△同玉
▲8一銀
△同玉
▲8三龍
△同銀
▲8二金
までの15手詰
初手で▲8二金は、△6一玉なら▲5三桂で詰みますが、△同銀とされて9四の銀がよく利いててダメ。
「まずは打ってみる」で初手は桂馬で、銀で取ってくれたら今度こそ腹金で詰むので、△8四同歩。
こうなっても腹金では詰まないので、せっかく桂馬が8三を空けてくれたんですからそこに金を放り込んでみます。
対して銀で取ってくれたら、…飛車切って(△7三飛成)詰むのか…。
なので王さんで取る一手。
尻から金打って、飛車で銀を取り、さて合駒は?
とりあえず残りの王将をひっくり返して8三に置いて考える。
よく見るとさっき打った8二の金が邪魔駒になっています。
ので、▲9二金とすっと横にすべらせ、△同玉。
このとき8二がお留守だと▲8二龍までなので、合駒は飛車か金のどっちか。
合駒の場面に戻って考える。
飛車なら▲8三同金~▲9五飛なので、金に決定!
ということで、本日の図面となります。
あとは金をすっとして、「玉は下段に落とせ」して、最後は頭金まで。
ふ~う、やれやれ(^^)