関目の将棋屋さん の日記
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駒の使い方
2019.06.06
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図面は『二上詰将棋選集』(平成14年8月 日本将棋連盟)より、第26番の詰将棋です。
前回「大駒は離して打て」なる格言を紹介しました。
紹介というにはあまりにも有名な格言ですが、それでもわかりにくさも感じたりします。
「離して」とパッというてますが、これは打つマス目と目標の駒の居てるマス目とが離れてるということ。
…余計にわかりにくいぞ。
それはともかくこの格言、「大駒は」ではなく「飛び道具は」とするのが正しいのでしょうが、それではゴロが悪いし。
コツを正確に伝えるのはなかなか難しいものです。
さて、飛び道具とはこの場合、飛角香のことですが(桂の場合は「ひかえて打て」)、今回の作品はどうなんでしょう?