関目の将棋屋さん の日記
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先読み
2016.08.24
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いろいろなお子さんと盤を挟むことがあります。
将棋を覚える前から平手で私が負かされるまで、それこそささまざまです。
私はあるお子さん(覚えたてくらいです)に問題図(Cレベルとしましょう)を並べてみました。
周りで大勢のお子さんが盤を囲んでいます。
わかった子は「ハイハイ!!」と口も手も飛ばしてきます。
「今はこの子の番やし、ちょっとちょっと!!!」
ミニ台風を切り抜けながら、C問題が難しかったようで、A問題に変更。
できた!
そしてBへ。
考える少年。
勢力を拡大する台風軍団。
できた!!
これで始めの問題ができるようになってるかな?というのが私の作戦です。
そこで嵐のなかから意表の一着が飛び出しました。
「次はこれやろ!!!」
何と最初のC問題を並べようとするんですね。
たまげました。
覚えたてでもスゴい手を見せられて驚くことがよくあります。
今回は将棋とは違った面で驚かされました。